「視野の広め方」


リトルバスターズに入ってから、小毬君は私を「ゆいちゃん」と呼ぶ。
正直困ったものだ・・・。
なんとかやめてもらえないだろうか・・・。

ある日の昼休み。
今日もいつもの場所でティータイムをして過ごそうを思うと、何やら騒がしい音が聞こえてきた。


ガシャーーーーン!!


「ふぇぇ〜・・・いたい〜・・・。」

小毬君が教室の入り口で倒れている。
ドジッ子はやはり萌えるな・・・。

「大丈夫か?小毬君。」
「あぅ〜・・・だいじょうぶぅ・・・。」
「ほら、手を出すと良い。」
「うん〜。」

起こすために手を差し伸べた。

「ありがとう、ゆいちゃん。」
「だからその呼び方はやめろと・・・。」
「でも、ゆいちゃんはゆいちゃんでしょ?」
「くっ・・・。」

小毬君は私のことを「ゆいちゃん」と呼んでくる。
私は名前で呼ばれることに慣れていない。
というか名前で呼ばれるのは好きじゃない。
ずっとそう呼ばれるのは正直体がもたない・・・。

「コマリマックス、恩を着せるわけではないが、今助けてもらって少しでも私に感謝しているのならゆいちゃんと呼ぶな。」
「えぇ〜・・・でも、名前は自分だけのものだよ?」

前の時はそこの返答で間違ってしまったからダメだったんだ。

「ここに来ヶ谷は私しかいない、大丈夫だ。」
「でも名前の方が素敵だよ〜、可愛いよ〜?」
「なっ・・・!!」

あまり「可愛い」と言われ慣れてないせいでたじろいでしまう。
実際「私」に向けてでなく、「名前」に向けてなのだから照れる必要はない。
だが「自分に向けて」言われることに慣れていないせいでどうにもしっくりこない。

だが、ここで引いてしまってはこの前と同じ結果だ。
そして一生「ゆいちゃん」と呼ばれることになってしまう。

「じゃあ『例』のバトルで決めよう、ちょうど今は私が3位、小毬君は5位だからな。それで私が勝ったらゆいちゃんと呼ぶのをやめろ。」
「えぇ〜・・・」

まぁ、ここで素直に「うん、いいよ」とうなずく奴はそうはいまい。
なんせ能力的に私が圧倒的なのだからな。

「他人の意見も聞くものだぞ?でないと人を幸せになどできん。」
「うぅ〜・・・じゃあいいよ。」

小毬君は常に人の幸せのために行動している。
まぁ、自分が不幸な役回りになることもしばしばあるのだが。
今回も多分、不幸な役回りだろう。
少し不服そうな顔をしていたが了承してくれた。





「よし、じゃあ始めるか。」
「うん。」

野次馬たちからさまざまな武器が投入される。


パシッ


先にとったのは私のほうだった。


武器は・・・


クッキー・・・


なんだ、これを投げつけろと?
明らかに手作りじゃないか。
いいのか、こんなもの投げ入れて・・・。大事な物じゃないのか。
それにこれはろくなものじゃない。攻撃力がなさすぎる。
腕力があってもあまり効果はないだろう・・・。
・・・でもまぁ、このくらいのハンデは良しとしよう。
相手は小毬君だしな。


対する小毬君は・・・


ノート・・・


なんだ、ノートか・・・。
それぐらいならいくらたたき付けられても大丈夫だろう。
なんせ小毬君だしな。


「よし、先手必勝だ!」

私は小毬君にクッキーを投げつけた。

バシッ

「いたい・・・」

小毬君に29のダメージ。

「あ、クッキーだぁ」

小毬君は私の投げたクッキーを食べた(地面には着いていない)

小毬君29回復。

「今度はこっちの番だよ〜!」

小毬君はノートで私を殴る・・・のではなく、なにやらノートに書き込んでいる。

「うわぁぁ、あの小毬君が書く内容、かなり気になるぞ・・・!!」

私は210のダメージを受けた。

「く、負けはせん・・・!」

クッキーを投げつける。


バシッ


当たるがまた食べられて回復される。

小毬君はノートになにやら書きこんでいる。
私はかなり気になる・・・。
210のダメージ・・・。


・・・・・・。


「・・・ま、まけた・・・」

結局、私は小毬君に少しのダメージを与えられず、惨敗という形になった。

「じゃあ、今日からゆいちゃんね〜!」

小毬君は嬉しそうだが、私は嬉しくない。

「だ、だが、小毬君。これでは君の目的に反するんじゃないか?」
「ふぇ?なんで?」
「私は名前で呼ばれるのが好きじゃない。なのに名前で呼ばれるというのは私は不幸なんじゃないか?」

そう、小毬君は人を幸せにするために動いているのだから、当然、他人(ひと)が不利益になるようなことはしないはずだ。

「そんなことないよ。きっと名前で呼ばれていると自分も自分の名前を好きになれるよ。」

笑顔で答えてきた。

く・・・相変わらずその笑顔はなんとも言いがたい・・・!
とにかく、バトルで負けてしまった以上、今は引くしかない。
どっちにしろこのまま行くと前みたいに泣きべそをかかれてダメになりそうだ。

「・・・まぁ今はいいだろう。だがまた私は勝負を挑むぞ。」
「またバトルするの〜?」
「いや、同じ過ちは繰り返したくはない。今度は違う勝負だ。」

小毬君の返事を待たずに立ち去った。


まったく小毬君はいじりやすいが敵に回すとかなり厄介だ。
泣きべそをかかれると堕ちてしまう・・・。





次の日。

どういう勝負をするか考えていると不意に葉留佳君の声が聞こえてきた。

「新聞紙ブレェェェェェェェェェド!!!」


スパーーン!!


「ふぇぇ!?」

葉留佳君が小毬君を新聞紙を丸めたもの(新聞紙ブレード)で叩いてる。


スパーーーン!


「わふ〜!?」

一緒にいたクドリャフカ君もついでに叩かれている。


「今日もやるよーーー!!」
「やるですーーーー!!」
「よ〜し、今日こそは勝つぞぉ〜!」
「また、やるんですか?」

今日は女性陣だけのようだ。
理樹君たちは・・・ジュースでも買いに行っているのか、残念。いじるチャンスだというのに。

不意に思いついた。

「よし、私もやろう。」

小毬君を見る。
小毬君は少し不安そうな目でこちらを見ている。

「小毬君、勝負だ。」
「ふぇ〜・・・やっぱり〜・・・。」

今までの経歴から見るに、小毬君はこの勝負にはめっぽう弱い。
何回もこの勝負をして、一度も最下位から抜け出したことがないのだ。


・・・・・・。


「じゃあ開始ぃ〜!!」

葉留佳君の一声(ひとこえ)で始まる。

今日の私が狙うのは・・・

小毬君ただひとり!!

対する小毬君はこちらを見て臨戦体勢になっている。

「かたじけのうござるぅ!!」


パシーーンッ


葉留佳君が小毬君を切る。

「ふぇ!?あぅ、む、無念なり〜・・・。」

小毬君が葉留佳君の方を振り返る。
そこが狙い目だ。

「フフフ、小毬君、隙が多すぎるぞ・・・。かたじけのうござる!!」


スパパパパパパーーン!!


「うぇ!?む、無念なり〜・・・。」

「む?手応えがない・・・。」

私の新聞紙ブレードは確かに小毬君の頭上にある。
だが、私の新聞紙ブレードと、小毬君の頭の間には、「もうひとつの新聞紙ブレード」があった。


美魚君だ。


「来ヶ谷さん、私の新聞紙ブレードをそんなに痛めつけないでください。」
「ん、あぁ、すまない。」

いつもはないのに今日に限ってタイミングが被るとは、嫌な偶然だ。

「かたじけのうござるぅ!!」

スパーーン!!

また隙を見せていた小毬君に葉留佳が切る。

「無念なりぃ〜・・・。」

いつものパターンだから隙が多い。
そしていつものように連続ヒットを喰らわせればいい・・・。

「隙ありだ、かたじけのうござる!!」


ドンッ


「わふっ!?」


バターーーンッ


今度はクドリャフカ君にぶつかってしまった。
私は大丈夫だったが、クドリャフカ君は小柄なので跳ばされてしまったようだ。

「すまない、クドリャフカ君、立てるか?」
「わふ〜、とらぶる・てりぶる・あくしでんとです〜!!」

変な英語を使って私の差し伸べた手をとる。

そのときだった・・・。

「かたじけのうござる!!」


パシーーーーン!!!


「なっ!!」

小毬君の新聞紙ブレードが、見事に私の頭を切った(正確には叩いたのだが)。

「こまりんが初めて切った・・・!!」
「奇跡です・・・。」

葉留佳君と美魚君が驚いている。

「しかも姉御をだよ!!!」
「奇跡です・・・。」

なにか盛り上がってる。

「さぁゆいちゃん、あの台詞を言わなきゃダメだよ〜。」

なにか得意げにそんなことを言ってきた。

「あ、あぁ・・・無念なり・・・。」

私も少し、というかかなりびっくりだ。
あの小毬君が私に一撃喰らわすとは・・・。

「あ、あの〜?」

私の手をとったまま尻餅をついた状態でクドリャフカ君が私を呼んだ。

「ん、あ、あぁ、すまない、クドリャフカ君。」

「かたじけのうござる!!!」


パシーーーン!!


「は!しまった!!」

再び小毬君の一撃を受けた。
小毬君から一撃喰らって驚いたせいで心に隙ができてしまっていた。

「くっ・・・無念なり・・・。」


「あのこまりんが姉御を2回も・・・!」
「奇跡です・・・。」

2人はまだ盛り上がっていた。


クドリャフカ君を起こして心機一転。

もう休み時間もそんなに残っていない・・・。
ここはもういつものスピード勝負しかない!
さっきが美魚君に遮られたが今は葉留佳君とまだ盛り上がっている。

「今度こそもらったぞ!小毬君!かたじけのうござる!!」


スカスカスカスカスカスカ


「ん?」

新聞紙ブレードがなかった。
クドリャフカ君と押し倒してしまって咄嗟に向かう時に思わず置いてしまったのだ。

「かたじけのうござる〜!!」


スパーーーーーン!!


「ぬぁぁぁ、しまったぁ!!無念なりぃ・・・。」



キーンコーンカーンコーン・・・。
そこでチャイムが鳴ってしまった。


結果。

葉留佳君、0回(ほとんど隅の方で美魚君と話しこんでしまっていたため)
美魚君、0回(ほとんど隅の方で葉留佳君と話しこんでしまっていたため)
クドリャフカ君、0回(押し倒されたり、オロオロと誰を狙うか迷っていたり。そんなクドリャフカ君萌え。)
小毬君、2回(葉留佳君と美魚君にそれぞれ一回ずつ)
私(来ヶ谷)は、3回(小毬君×3)


「姉御今日は不調だったんですかね〜?」
「・・・そうかもしれないな」

正直精神的にきつすぎだろう・・・。
まさか一人も切れずに、そして一度も切ったことのない小毬君に3度も切られるとは・・・。

「っということで、ゆいちゃん!」
「あぁ・・・もうどうでも良くなってきた・・・。」



なぜこういう時に限って上手くできないのだろう・・・。
余計な事を考えるからいけないのか・・・。
世の中は不思議なものだな、やろうと思えば思うほど、できない。
じゃあやろうとしなければいいか。



「よし、今日は缶ケリをしよう。」

その日の昼休み、不意に恭介氏が入ってきて提案してきた。

よし、今度こそは!

「小毬君、勝負だ。」
「うぇ〜、また〜・・・?」
「まだまだこれからだぞ小毬君、戦いとは忍耐が必要なのだよ。」
「う〜ん・・・よくわかんない・・・。」



今回は鬼が4人、逃げるのが5人だ。

「じゃあ今回は公平にじゃんけんで決めよう。」

恭介氏が言った。


結果、

鬼が、小毬君、謙吾少年、真人少年、葉留佳君。
逃げるのは、私、理樹君、クドリャフカ君、恭介氏、美魚君。


「よし、じゃあ、始め!!」

恭介氏の合図で皆がいっせいに散らばる。



数分後。

理樹君からメールが。

『2階でクドが真人に捕まった!』

「クドリャフカ君は私が捕まえたかった・・・。」

そんなことを小声で言っていると・・・。


ぴっ


センサーが反応した。


敵が近い。


ここは3階。
2階でクドリャフカ君が真人少年に捕まったということは真人少年が来ることはないだろう。


(ふむ、走り去ったほうが良いか、もたもたしていると真人少年もこちらに来かねないからな・・・。)


走り去ろうとした瞬間、正面から人影が見えた。

(!!まずいか!)

「ふ、来ヶ谷、残念だが、ここまでだ。」
「謙吾少年か・・・して後ろは・・・。」
「私ですヨ、姉御」

いきなり挟み撃ちとは、よくよく運のない女だ、私も。

「スマンな、謙吾少年、怪我を君の利用させてもらうぞ。」

謙吾少年の怪我をしているほう(左)の脇を抜ける。

「させるか!!」

左の腕が使えない以上、右の腕を使うしかない。
だがその右の腕で左にあるものを掴もうとすると体を幾分か反転させなければならない
その反転させるわずかな隙でも、私が逃げ切るには十分な間だった。



・・・・・・。



さて、逃げ切ったはいいが、今度は缶を探さなければならない。

っと、そこでメールが着た。

『1階階段近くに缶があるZEΣd(ゝω・o)』

恭介氏からのメールだった。

「恭介氏から」ということは彼は今、缶の近くにいる。
真人少年は理樹を追いかけていると考えて、謙吾少年、葉留佳君の二人は3階近く。
ということは残りは小毬君。
彼女はたぶん、缶の近くだろう。
よし、今度こそいける!!


すぐさま階段を下りて1階へ。

だが、そこには捕まった恭介氏がいた。

「な!どうした、恭介氏?」
「ん?いや、真人にやられてな・・・。」
「なに?真人少年は理樹君を追いかけているんじゃ。」
「その理樹も、ここにいるぜ。」
「や、やぁ、来ヶ谷さん。」

まぁ真人少年が理樹君を追いかけていると言うのは推測に過ぎなかったからな。
こういうこともあるだろう・・・。
だが、いつもはこんなことにはならない。
やはり、小毬君のことを考えているからか・・・。

「よぉ、来ヶ谷。遅かったじゃねぇか。」
「ふふ、真人少年もずいぶんと立派になったじゃないか。一人で3人も捕まえるとはな。筋肉も伊達ではないと言うことだな。」
「へへ、お褒めの言葉、ありがとうよ。」

そんなことを話していると、謙吾少年と葉留佳君が戻ってきた。「もう一人の少女」をつれて・・・。

「すいません、捕まってしまいました。」

ちっ、無駄話をしすぎたか・・・これでは圧倒的に不利だな・・・。

「さぁどうする?来ヶ谷。鬼全員VS来ヶ谷でどっちが勝てるかな?」

真人少年が挑発するような言い方で言ってきた。

「ふふ、おねーさんをなめてもらっては困る。」
「何ぃ?」

真人少年がそう口にした瞬間に私は天井ぎりぎりまで跳んだ。
そうして真人少年を跳び越え、謙吾少年の左腕を軽く叩き、痛がっている間に抜き去り、葉留佳君の目の前で右へ左へと反復横跳び、隙ができた瞬間にすり抜ける。


そして後残るは缶のみ・・・。


ん?ちょっとまて。なにか忘れてないか?

・・・小毬君だ・・・。


そして、気付いた時には遅かった・・・。
階段の影に隠れていた小毬君が、私に向かって走っていた。

「地面に足が着いていた」なら、回避はできていただろう。
しかし、そのときの私は「跳び込んで」いた・・・。


「ゆいちゃんつかまえたーーー!!」



こうして缶ケリは鬼の勝ち。
そして小毬君との勝負も小毬君が勝ち。



今度は、小毬君のことを考えなさすぎた・・・。
どうすれば・・・私は・・・どうすればいい・・・。

どれだけ考えても、答えは思い浮かばなかった。



・・・・・・。


放課後、小毬君が話しかけてきた。

「ねぇゆいちゃん。なんでそんなに名前で呼ばれるのを嫌うの?」
「なんでといわれても、嫌なものは嫌なんだからしかたがない。」
「好きになろうよ、自分を。」

小毬君は、とてもおだやかな表情で話した。

「名前で呼ばれるのが嫌いなのは、自分を嫌っている証拠だよ。
『幸せ』を掴みとるにはね、まずは『自分』を好きになることが大切なんだよ。」
「・・・」

純粋に、彼女の言葉を待った。
彼女の言う言葉は、自分にとって、本当に大切なものだと、感じたから。

「他人(ひと)を幸せにするにはね、まず自分が幸せでなきゃダメなの。
人は『幸せ』を『知ってから』、初めて『他人(ひと)』に幸せを与えられるんだよ。」
『幸せ』を知ってから・・・与えられる・・・。

「私は今、幸せだよ、とっても。皆と一緒にいる時間が、とっても幸せ。」

私はどうだっただろうか・・・。
リトルバスターズに入ってからは、楽しいことばかりだった・・・。
けど、私はそれを『幸せ』と認識していただろうか・・・。

「私はゆいちゃんにも幸せになって欲しい。
ゆいちゃん、リトルバスターズの皆といるときは凄く楽しそう。
でも、それは『幸せ』という楽しさじゃない。
本当に『楽しい』それだけの楽しさを感じてる・・・。」

確かに、私はリトルバスターズの中にいて、『楽しい』とは感じたものの、『幸せ』と感じたことはなかった・・・。

「私ね、やっぱり、それだけじゃ、ダメだと思うんだ。
ちゃんと、『幸せ』を感じなくちゃって、思うんだ。
それで、まずは自分を好きになるところから始めなくちゃって。
だから、自分を好きになってもらいたくてゆいちゃんって呼ぶの」

小毬君が手を差し伸べた。

「だから、ね?ゆいちゃん!」
「そうだな・・・。」


今の私には、何故、「やろうとしてもできない」のか、「やろうとしなくてもできない」のかがわかる。

それは・・・。


『感じる心』がなかったからだ。


私は今まで、リトルバスターズの皆とにいる時も楽しいと『思って』きた。
それは、自分の『本当の』感情を閉じ込め、無理矢理そう『感じ取らせる』行為だ。

『感じる心』はすべてを世に任せ、物事の『感情』を掴みとる。
それは『素直』というべきものだ。
『素直』であるからこそ、見えてくるものだ。

その『素直』を理解した私は、今がどれだけ幸せかがわかる。
とても視野が広くなった気がする。
そうしてくれたのは、この「神北小毬」という人物だ。

「さぁ、幸せ探しの旅へ行きましょ〜、ゆいちゃん!」
「ああ・・・そうだな・・・。」


私の『新たな世界』がここから始まる・・・。
私も小毬君のように、人を幸せにする存在でありたいものだな・・・。














あとがき

ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます♪

はじめまして?月澄です♪

んと、とりあえずこまりんと姉御の争いみたいなのを書きたかったんですが。
最後の一幕は書きたいことだったんで書かせてもらいましたよ(笑)

姉御ファンの方々、あまり上手く書けず申し訳ありませんです<(_ _)>
ゆいらしくないところばかりで、ホント、申し訳ないww

でも、まぁ一通りかけたので自分的には満足かな〜?っと(笑)

ではでは♪