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「次は・・・神北。お前だ」

「ほわぁああ!わ、私?」

「がんばってくださいです、小毬さん」








歌詞を作ろうリトルバスターズ!

〜第2話 神北小毬の歌詞〜








『side 小毬』

「神北か。これは期待出来るかもしれないな」

「うん。絵本とか書くのうまいし、こういうのも上手なんじゃないかな?」

理樹君と恭介さんが、私にそんな言葉をかけてくる。

「よぉ〜し!はるちんが応援しちゃうよ〜」

はるちゃんが意味もなく手をぶんぶんと振り回している。

ほわぁ!当たりそうだったよ〜。

「こまりちゃん」

「ん?何〜りんちゃん?」

「・・・期待、してるから」

り、りんちゃんにまで期待されちゃった!?

これはもの凄いプレッシャーだよ・・・。

「いや、小毬さん。そんなに固くならなくても大丈夫だから」

理樹君がそう言葉をかけてくれる。

・・・なんだか大丈夫な気がしてきたよ。

「それじゃあ神北。そろそろ見せてもらおうか」

「う、うん!それじゃあ見せるよ〜!!」

「・・・何もそこまで張り切らなくても」

私は、意味もなく意気込むと、みんなに歌詞を見せた。







『幸せスパイラル』 作詞:神北小毬

1,あなたは今幸せですか?
  私はとても幸せです
  あなたが幸せなら
  私も幸せになれるのです
  これが「幸せスパイラル」

  みんなが幸せでいられたら
  世界中が幸せに包まれる

  誰かが幸せになれば
  他の誰かもきっと幸せになれる
  そうだよね?
  そしていつしかそれは続いていって
  「幸せスパイラル」へとなっていく

2,私は願っています
  あなたが幸せでいること
  そして他の誰かに
  幸せをおすそ分けすること
  願っているのです

  もしそれが出来たなら
  私の心も幸せに満ち溢れていく

  あなたが幸せになれば
  私も幸せで他の誰かもきっと
  幸せ
  いつか私も幸せをおすそ分け出来たら
  どんなに素敵なことだろう

  ねぇあなたが幸せでいますか?
  私はとても幸せなのです
  あなたと私が幸せなら
  他のみんなも幸せになれるのです
  幸せスパイラルになる







「おお。なかなかにいい歌詞じゃねぇか」

最初に言葉を発したのは、恭介さんだった。

「確かに。これは理樹の歌にも劣らねぇ曲だな」

みんなが私の歌を褒めてくれる。

・・・ちょっとうれしいかも。

「うん。何だかこの歌を聴いたら、幸せになりそうだね」

理樹君・・・ありがとう。

「うん。私もみんなに褒めてもらえて、嬉しいよ」

「むちゃくちゃいい歌だぞ、こまりちゃん。いや、もうくちゃくちゃだ」

りんちゃんまで・・・。

「この歌を使って何か面白いことをやってみたい気分だが」

ここで、恭介さんが割り入ってくる。

「次に行こう。次は・・・謙吾」

「俺か?ああ、恭介。ひとつ言っておくことがある」

「何だ?」

「俺は真人と合作なのだが・・・」

「ああ。んじゃ、真人と謙吾でマサケンなんてどうだ?」

マサケン?

何だろう、それは?

「マサケンか・・・いい名前じゃねぇか」

真人くんが嬉しそうにそう言う。

「ふむ。なかなかにいい名前じゃないか」

謙吾君もうんうんとうなづいていた。

「っと、次に行きたいところだが。今日は一旦ここまでにしよう」

「え?・・・俺達の歌は、見せられないのか?」

恭介さんの案に、謙吾君が見事に落ち込む。

「いや、明日に送るということだ。安心しろ、明日はお前らが先頭だ」

「いっやほ〜う!!」

突然謙吾君が叫びだした!!

「ほわぁ!」

私は思わずびっくりしてしまった。

「ほぉ。明日は真人少年と謙吾少年が最初か」

ゆいちゃんが何か意味深な笑みを浮かべながら、うんうんと頷いていた。

「それじゃあ、今日は解散だ。明日も同じ時間に集合な」

恭介さんの言葉を合図に、今日の集まりはこれにてお開きとなったのでした。







『side 理樹』

恭介は、僕たちに歌詞を作らせて、何を考えているのだろうか?

部屋に戻ってきた僕が最初に考えたことは、そのことだった。

僕には、恭介の考えていることが分からない。

かつて、こんな似たようなことをやったような気がする。

でも、それは気のせいなのかもしれない。

あるいは、忘れているだけなのかもしれない。

でも、確かに、『詩』みたいなものを作ることは、やった気がするんだ。

それだけじゃない。

僕には、思い出せないことがたくさんある。

けれど、今はそれを気にするべきではないのかもしれない。

『今』という時間が流れている以上、僕たちは、過去に戻ることは出来ない。

だから僕は、明日も学校に行き、みんなの歌を見ることにしよう。

「・・・明日が楽しみだ」

僕は一言そうつぶやくと、眠りについた。















Next song coming soon...























あとがき

こんにちは。

今回も型破りなransu521です。

今回は小毬編です。

曲のテーマは、「幸せスパイラル」についてです。

そして、今回からはバックBGMを載せてみたいと思います。

前回の理樹の作った歌詞は、私が勝手に頭の中で作曲までしてしまったので、後々改編していきたいと思ってます。

ちなみに、前回の理樹の歌詞のバックBGMは、一応予定では「伝えられないメッセージ」

そして、今回の小毬の歌詞のバックBGMは、小毬のテーマ曲より、「魔法のアンサンブル」です。

サントラを持っている方は、是非その曲を聴きながら、この歌詞を呟いてみてはいかがでしょうか?

あ・・・理樹の歌詞、作り変えなきゃ歌えないんだった・・・。

日常の最終話が出来上がるまでには、作り変えなきゃ・・・。

それじゃあ今回はこの辺で。

次回の謙吾&真人編もよろしくお願いします。

See you again.

2008年10月11日(土)記        ransu521